胃腸炎

胃腸炎の特徴

胃や腸が炎症を起こす病気です。一般的に食物によるものを食中毒、感染によるものを感染性胃腸炎といいます。主な症状は嘔吐(おうと:吐く)や下痢、腹痛ですが、原因によって症状の程度はさまざまです。子どもに多くみられるのがロタウイルスによる感染性胃腸炎です。

流行の時期

流行の時期:原因によって発症の時期が異なります。 細菌による食中毒は暖かくなる5月ごろから7~9月の夏に多く発生します。 ウイルスによる感染性胃腸炎は11月~4月に多くみられます。
流行の時期
流行の時期

病院受診をすべき症状

原因によって症状が異なります。食欲がない、水っぽい下痢便が続く場合は脱水になる可能性があるため受診しましょう。細菌やウイルスによる感染症の場合、頭痛や発熱、咳などの風邪に似た症状が出ることもあります。早めに受診することをおすすめします。

感染経路

主な感染経路は2つです。 接触感染:細菌やウイルスが付着した手で口に触れることで感染します。 経口感染:汚染された食物を口にすることで感染します。

潜伏期間

原因となる細菌やウイルスによって異なりますが、約1~3日間程度です。

病児保育中のケアのポイント

特別な治療法はありません。出現した症状に応じた対症療法が行われます。乳幼児の場合、脱水を起こしやすいため、吐き気が落ち着いたあとに少しずつ水分をとるようにします。市販のスポーツ飲料の中には糖分の高いものもあるため、初期は控えるようにしましょう。できるだけ安静にし、食べられるようになったら重湯やスープなど消化のよいものから始めます。

医師からのコメント

原因の細菌やウイルスによっては家庭内感染を起こすものがあります。石鹸と流水での手洗いを行いましょう。また、吐物や下痢で汚染されたもの、ドアノブや手すりなど複数の人が触れる部位は塩素系漂白剤を薄めた液で消毒をすることをおすすめします。